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WHILL
次世代パーソナルモビリティの自社サイト。福祉用具のイメージを覆し、Appleクオリティのプロダクトプレゼンを実現。
ファーストビューで何を見せているか
最上部の青い帯に「9/3 大容量バッテリー発売 より快適で自由な外出を」という告知と、フリーダイヤル(お問い合わせ・試乗相談)。ナビは製品/試乗/レンタル/オンラインストア/サポート/施設導入/研究向けと、個人・法人・研究機関を1本のメニューで受けています。ヒーローは並木道を進む動画で、電動車椅子に乗った女性と横を歩く男性が笑い合う情景。「ウィルで、もっと出かけたくなる」「もっと自由に移動すれば、もっと毎日は豊かになる」のコピーと、青い「試乗する」ボタンが重なります。
発注者が持ち帰れる考え方
- 製品ではなく、使っている情景を主役にする。ファーストビューに製品の単体写真はありません。写っているのは「出かけている時間」です。福祉機器という文脈を、機能ではなく生活の質の話に置き換えています。介護・医療・住宅設備など、機能一覧に流れがちな業種ほど参考になります。
- CTAは「買う」の手前に置く。ボタンは「購入する」ではなく「試乗する」。高額で検討期間の長い商材ほど、次の一歩を小さく設計するほうが反応が取れます。住宅の見学会、車の試乗、教室の体験レッスンと同じ構造です。
- 電話番号を最上部に出す判断。フォーム主導のサイトが増えるなか、あえて番号を目立たせています。想定ユーザーの年齢層や、家族が代わりに調べるという状況を踏まえた設計です。誰が検索しているかで、最適な導線は変わります。
制作面のメモ
コピーは白抜きで映像に重ねられていますが、背景が明るいため一部で可読性がぎりぎりになっています。動画の上に白文字を置くときは、暗いオーバーレイを一枚挟むか、文字の位置を暗部に固定するのが安全です。自社で動画を使う際に最もつまずくポイントでもあります。