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SmartHR
B2B SaaSのコーポレートで真っ先に参照される定番。人事労務という複雑なドメインを、SmartHRブルー(#00A0E9)と人物イラスト(手元・顔のクローズアップ)で「日常の道具」に翻訳した。デザインシステムを社外公開している点もデザイナーには重要な参考。
ファーストビューで何を見せているか
最上部に「人と組織のためのバックオフィスシステム」という一行、その下にグローバルナビ(SmartHRとは/機能/事例/解決する課題/料金/イベント)と、右端に「お役立ち資料」「お問い合わせ」の2ボタンが置かれています。ヒーローは深いティールのグラデーションを背景に、スーツ姿の人物3名の実写と「みんなが使うから、組織が変わる」「バックオフィスからまるごとスマートに。」のコピー。ボタンの上には「いつでも見られる!」「使いやすさを実感!」という小さな吹き出しが添えられ、「資料ダウンロード」と「無料トライアル」の2つのCTAが並びます。
発注者が持ち帰れる考え方
- ボタンの上の一言が押される理由になる。「資料ダウンロード」だけでは何が得られるか分かりません。「いつでも見られる!」の一言があるだけで、押した後の状態が想像できます。ボタン文言を変えるより先に、ボタン周辺のコピーを見直すほうが効果が出やすい典型例です。
- 人事労務という固い領域を、人の表情で柔らかくしている。抽象的な図解ではなく人物写真を主役にすることで、「難しそう」という心理的なハードルを下げています。士業・保険・医療など、専門性が壁になる業種で応用が利きます。
- ナビの並びが検討順になっている。「SmartHRとは→機能→事例→解決する課題→料金」は、そのまま検討プロセスの順番です。メニューは自社の組織図ではなく、訪問者の思考の順に並べます。
制作面のメモ
スクロールすると「SmartHRひとつで、業務がスピードアップ!」以降、機能カードが順に現れる縦長構成が続きます。右下には「貴社の課題にあわせてご回答」というチャット導線が常時表示されており、問い合わせフォームに辿り着く前の質問を拾う設計になっています。